国際物流総合展2025のゾーン別の出展者を分析!

9月10日(水)~12日(金)に東京ビッグサイトで国際物流総合展2025が開催されます。
今回の出展者数や、それぞれどんな展示があるのかを簡単にまとめてみましたので、来場される際の参考になれば幸いです!

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国際物流総合展 LOGIS-TECH TOKYO

大前提として、今回の展示では主催者側で出展ゾーンを5つに分けていますが、実際にはあるゾーンに分類されている出展者であっても、他のゾーンに関連する技術やサービスを同時に扱っているケースが多々あります
例えば、輸配送効率化を目的としたシステムが、同時に倉庫管理や業務支援にも活用されていたり、在庫管理システムがピッキングロボットと連動したりといった具合です。
むしろそれぞれの業務カテゴリをいかにシームレスに繋げて効率化を進めていくか、ということが近年の物流業界の課題なので、このゾーン分け自体が(良い意味で)かなり強引な感じになっているように思います。

そんなわけで、便宜上ゾーン別の展示の特徴をまとめてはいますが、その中で各社カテゴリーに囚われないサービスを展開しているということを頭に置きながら見てみると、自社の課題に合った新しい気付きやソリューションが得られるのではないかと思います。

出展ゾーン出展者数(合計413件)
その他・物流業務支援142件
物流管理・システム化125件
輸配送効率化77件
保管業務効率化58件
スタートアップ特別展示11件

✅ 1. その他・物流業務支援(142件)

  • 安全対策・リスク管理、バックオフィス業務など、物流を縁の下で支える製品・サービスのゾーン。
  • 人材確保・教育、業務アウトソーシング、環境対応、BCP対策、AI活用など。港湾のポートセールス倉庫賃貸関係もこちらです。
  • 「その他」を含んでいることもあり、一番出展数が多い分野です。
  • 他の分野が各業務に細分化したソリューションであるのと比較して、「物流の総合的な課題解決」の展示という感じです。

✅ 2. 物流管理・システム化(125件)

  • SCMロジスティクスの最適化という観点からアプローチしていく製品・サービスのゾーン。
  • WMS(倉庫管理)、TMS(輸配送管理)、IoT、RFID、クラウド連携など。
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)が物流業界でも本格化しており、業務の可視化・効率化が重要テーマです。

✅ 3. 輸配送効率化(77件)

  • 輸送、配送など、主に各拠点間でモノが動く際に活用できる製品・サービスのゾーン。
  • 配車管理、ルート最適化、積載管理、自動運転車両、パレット管理など。
  • 「2024年問題(ドライバー不足・労働時間規制)」への対応が背景にあります。すでに2024年は過ぎ去っていますが、まだまだ対応は十分とは言えない状況が続きます。
    引き続き輸送効率の改善はホットなトピックスですね。

✅ 4. 保管業務効率化(58件)

  • 倉庫保管、入出庫など、主に拠点内でモノが動く際に活用できる製品・サービスのゾーン。
  • 自動倉庫、ロボットピッキング、棚卸支援など。
  • EC分野は引き続き拡大傾向にある一方、それを担う人手不足対策は深刻な状況なので、自動化は必然の流れですね。

✅ 5. スタートアップ特別展示(11件)

  • 法人化して5年以内の会社に限定されたゾーンです。

皆さんの事業課題を解決してくれる展示はありそうでしょうか?
物流は繊細で複雑ゆえ、状況が変われば最適な物流も変わっていく、まさに生き物のようなものです。
常に変化する物流状況を見極めて、「今の最善」を考えていきましょう!
そして「このサービス何だろう」「これって今のうちの会社に合ってるのかな」と少しでも思った時は、ペンロジにご相談ください!!

ペンギンロジスティクス株式会社
📱 TEL : 03-6737-5052
📧 MAIL : info@penguinlogi.co.jp
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